エマーソン レイク&パーマー / WORKS volume.1 [EMERSON LAKE&PALMER]
ELPのもう何度目なのか分からない再発シリーズも『LOVE BEACH』まで出て
最初の解散までのアルバムは出揃ったことになるわけですか。
パッケージはSONYからの再発より少し薄めのデジパック仕様。
しかし2CD DELUXE EDITIONってナニ?
ジャケットの白抜きの文字もオリジナル同様
エンボス加工(たしかそうだったと思う)するくらいの愛情が欲しかったです。
さて
ELPで3枚というとなかなか難しいですね。
世間一般では『展覧会の絵』『タルカス』『恐怖の頭脳改革』ということになるんですかね。
『WORKS volume.1』なんて挙げる人って極少数なんでしょう。
私はそんな極少数です。
ワーナーの廉価版シリーズ(といっても3,000円)で買ってよく聞きました。
グレッグ・レイクとELPのサイドばかり聞いてましたね。
当時はクラシックまで聞いてなかったのでキツかったキース・エマーソンのサイドも
今では普通に聞けます。
一般にこのアルバムからのELPは極端に評価が低いけど
言われるほど悪くないアルバムだと思います。
国内盤のライナーに書いてあった(渋谷陽一氏だったか)ように
センスはともかく、派手なジャケットを作り続けてきたELPにしては
まるで遺作のようなデザインのジャケット。
次作は寄せ集め感の拭えない『WORKS volume.2』だし
その次は『LOVE BEACH』だし。
このアルバムとツアーでELPは残っていた力(とお金)を使い切った
本当に遺作のような気もする1枚です。
2017-06-11 22:00
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